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ラリー北海道レポート③

ラリー北海道レポート①
ラリー北海道レポート② の続きです。

9月12日(土)天候 晴れ/曇り 路面状況 ドライ

ゼッケン77 JN-5クラス ARTAオートバックスヴィッツは、6時55分に北愛国サービスパークをスタートしました。

リエゾン距離88.40kmを移動し、SS1へ向かいます。

SS1 NUPRIPAKE 1 12.53km タイム8:13.1 クラス6位 総合24位

コース幅は2車線程度あり、フラットなグラベル路面のハイスピードコースです。
高低差があるためアップダウンが多く、特にヴィッツでは、上り勾配で4速以上の車速域では、ほぼ加速していかない為、先の見えない高速コーナーをいかに車両を安定させて、車速を落とさずに抜けて行けるかが重要となります。
また、2~3速程度の車速域のコーナーでは、コーナーの先が上りの場合は特に、いかに車速を落とさず、失速させない様に立ち上がれるかがカギになります。

前日のレッキでペースノートの出来が良かった為、スタートから全開で攻めて行きました。
車両はフロントの入りが良くしなやかで、先月の門前モータースポーツ公園でのセッティングの効果が出ていると感じました。

その反面、リアの安定性に不安があり、ストレートでリアが左右に振られる傾向が強く、コーナーリング中も意図していたよりも深くアングルがついてしまったりする為、なかなか姿勢を安定させることが出来ず、失速してしまう場面もありました。

また、2速~3速、3速~4速へのシフトアップ直後の回転数では、パワーバンドを外してしまう為、しばらくもたついてしまう車速域があり、特に平坦~上り勾配のコーナーでその車速域に入ると、フロントの駆動力が極端に下がるため、コーナーリングの姿勢を安定させることが難しく、苦労する場面もありました。

このあたりの車速域でのセッティングは、実際にラリーコースを走行しないと分からない部分も多く、改めて、ラリー車両のセッティングの難しさを感じました。

しかし、その反面、先日のテスト時に、どこのセッティングをどれだけ変更すると、クルマの動きがこう変わるといった方向性を確認していたので、次にやるべきことが分かり、この後のステージでとても役に立つことになりました。

SS1終了後のリエゾンにて、コ・ドライバーとSS1の走りを反省し、次にやるべきことを確認しながら、SS2へと向かいました。

つづく

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