スタッドレス情報

Studless information

スタッドレスタイヤ の 選び方 種類 や 性能

スタッドレスタイヤ オートバックス 富山

スタッドレスタイヤ は、過酷な冬道でも滑りを抑え安定した走行を実現します。柔らかいゴム等による性能特性はアイス路、そして雪路でグリップ効果を発揮します。最近はドライ性能や低燃費、そしてライフ 性能 の向上が図られ、首都圏など非降雪地域でも装着が推奨されています。また、 スタッドレスタイヤ には様々な 種類 がありそのルーツや 選び方 に迫っていきたいと思います。

 これを踏まえ スタッドレスタイヤ の云々、様々な側面からお伝えします。まずは製品情報からでしょ。近年は技術進化が著しい、進化レベルは相当なものです。またそれらを取り巻く環境も微妙に変化しています。そのあたり以下で詳しく。

スタッドレスタイヤ 性能 や 種類 比較

 2021-2022年シーズンの製品動向、実はこれが最大関心では! 新製品は最新技術のアドバンテージを、従来品は熟成から得た信頼性とサイズ展開に有利さを主張します。

 またここ数年は世代進化が各メーカーで加速しラインアップは常に最新化。 SUV/4×4専用も乗用車並みに高性能を実現しています。などを考慮すると活性化に対する期待が最大になるのは間違いないでしょう。

スタッドレスタイヤ 誕生の背景

凍結路面-スタッドレスタイヤ- スパイク

雪道にはスノータイヤが定番であった1960年代頃、夏タイヤに比較すればまだいいのでは、という程度で現在のスタッドレスタイヤとは全く比較にならないレベルでした。

 特にアイス路では全くダメ、チェーン無しに走行は出来ないほど。使われるゴムは基本的に夏タイヤと同じ。そこに抵抗としてブロックが設置されているのみ。道路の舗装化が進む中で更に厳しい状況になります。

 なので効きを高める為に、ブロックにスタッド(鋲)を取り付けて直接氷を引っ掻くスパイクタイヤが出現しました。効果は抜群で普及は拡大、1980年代には冬用タイヤの70%近くを占めるまでに成長。

 しかし、大きな社会問題が発生します。雪国の大都市(仙台市や札幌市など)を中心にした粉塵公害です。

 スパイクタイヤはアスファルトを削り粉塵が舞い上がり健康被害を生じさせる、ということ。当事の状況を見ると粉塵は凄まじく道路脇に積み上げられた雪は真っ黒。シーズン初めや終わり頃は空中に舞い100m先も見ない状況だったという。

 結局、スパイクタイヤは一部を除き1991年3月には販売中止となる訳ですが、1980年代後半から既に登場しこのタイミングで一般化したのがスタッドレスタイヤです。スパイクを使用しないでアイス性能の効きを高める研究開発が進んだ結果です

< スタッドレスタイヤ の性能特性から現状対応>

スタッドレスタイヤ の基本 性能 とは?

 夏タイヤの基本性能は7つ、とブリヂストンが定義しています。①直進安定性、②ドライ性能、③ウェット性能、④低燃費、⑤ライフ、⑥静粛性、⑦乗り心地 です。

 ならスタッドレスタイヤはどうか? 結論からすると9つかな。夏タイヤの7つに、アイス性能と雪路性能の2つが加わります。

 市販である為に汎用性が求められるスタッドレスタイヤは、アイス性能と雪路性能のみ突出した一点集中の特殊専用では不本意です。アイス路と雪路での拘りは非常に重要ながら、シャーベット、ウェット、ドライなど多彩な路面環境での対応性の高さが求められます。

 冬性能の高度化でアイス路で効きを高め、雪路で確実な走りを実現することは最大だけれど、9つの基本性能をバランスすることが重要。要は欲張りタイヤが評価を極める、ということ。その為にはバランスを配したトータル性能向上に寄与する技術の搭載が絶対条件です。ナノレベルの技術はその実現を果たします。

ミニバン用も兼ねる スタッドレスタイヤ !

 現行ラインアップで、ミニバン専用はトーヨーが投入する「Winter TRANPATH TX」のみ。ご存知のようにミニバンは背が高く重量があるのでふらつきやすい。効きを高めるには路面との接地を安定させることが重要です。その為にサイドの剛性強化が図られた専用性が求められます。

 夏タイヤはこの考え方に傾倒し、ミニバンタイヤはいまやカテゴリーとしての人気が定着しています。そこでスタッドレスタイヤも・・ となる訳ですがこれが進まない。いったい何故?

 その理由はこう。既存製品はミニバンへの装着も想定された剛性強化を実現しているから。軽カーからプレミアムまで対象とする現在、サイドの役割というか形状に大きな進化を果たしています。

 この実現は走りの安定性ばかりではありません。氷雪路での効きを高めること、そして低燃費や乗り心地、快適性まで影響します。一見ブロックが配置されるトレッド面に一任されるイメージですが、サイドからショルーダー、そしてトレッド面へと繋がる一連の総合力によってなせるものなのです。

 サイズ設定もミニバンフォローを十分なものにしています。100をも超える展開はその為です。ミニバンを含め軽カーからミドル、そしてプレミアムまでカバーする根拠はここでも見られます。

 それでも専用の意味はあると思います。抜群の補強バランス、最適化によるミニバンへのフィットは最大です。専用だからこそのプラス効果によって得られる恩恵は決して小さくないかと。

軽カー用 スタッドレスタイヤ の 性能 はどうか?

 興味深い情報をブリヂストンが発しています。軽カーは径が普通乗用車に比較し小さい為に、同じ距離を走るにも回転数が1.2倍にもなりライフ性能へ影響する。計算値では10,000km走行時に、サイズ 195/65R15 が500万回転なのに対し 155/65R13 は600万回転だという。

 これ夏タイヤに対してのものながら、スタッドレスタイヤなら効き、摩耗具合に影響してくるでしょう。なら軽カー専用の方がいい。いろんな面で優位性を見出すことが可能です。しかし、メーカー投入に動きが無いのは何故?

 既述したように車種フォローは軽カーも対象にしています。サイズ設定は十分。近年軽カーのメインサイズは 155/65R14、165/55R15 です。対して12インチから設定、13インチも幅を待たせています。古い車種にも十分対応可能です。

 それはパターンにも及びます。専用化とはいかないけれど、軽カーを含んだ小口径サイズと大口径サイズでは若干の違いを見出せる製品も存在します。例えば、センター部のリブ列数が異なることでブロック剛性の適正化を図るなど。

 従ってスタッドレスタイヤは商用等は別とし、乗用車用とSUV/4×4用の2つへ大別、これ以上細分化を図る展開に意味は薄い、というのが多数メーカーの姿勢になるのでは。逆に唯一のメーカーなら可能性を得られるチャンスもありますね。

SUV/4×4専用 スタッドレスタイヤ の進化が著しい!

SUV-スタッドレスタイヤ-4本-セット

 オフロード用となるM/TタイヤもしくはA/Tでも、溝が太く深いしゴツゴツしたブロック構成で排泥性に優れることから、雪道でも行けるのでは?

 実際メーカーではM+Sを刻印し浅雪での性能に配慮した、としています。但し、冬性能に特化した製品ではない為に、アイス路や雪路を走行する際は必要に応じてチェーン等の装着を求めています。また高速道路の冬タイヤ規制時には通行出来ない可能性にも触れています。

 じゃあオールシーズンならどうよ? SUV/4×4専用も投入されているし。実際冬の浅雪程度なら走行可能なのが最大主張点ですからね。M+Sに加え、欧州で冬用タイヤとして認証されたスノーフレークマークが刻印、これにより高速道路の冬用タイヤ規制でも通行可能としています。でもね‥

 アイス路での懸念は消えません。ここがポイントになるかと。危険が大きい冬環境だからこそ車種特性を最大限考慮し、先行する乗用車用の高性能技術を流用したSUV/4×4専用を装着したい。

 SUV/4×4の車種特性は重量があり重心が高いこと。これが氷雪路でのブレーキングやコーナーリングでは不安定さを招きます。従って乗用車に比較し高い剛性を得ることが重要。しかし、柔らかいゴムを採用するスタッドレスタイヤにとって、剛性を高めることは背反の両立です。非常に難しい技術が求められます。

 そこで近年はより進化した乗用車用の技術を導入し最適化するすることで、SUV/4×4専用にも高性能が謳われるようになりました。

乗用車とSUVが同サイズの場合どっちを 選ぶ ?

 結論から示すと、乗用車用でもSUV/4×4専用でも双方使用可能です。ただロードインデックスや速度記号が同様かそれ以上という条件付きですけど。これメーカーが触れています。

 例えばブリヂストン、「サイズが使用車両の新車装着サイズやオプションサイズ、あるいはサイズ対応が認められているサイズであれば、どちらのスタッドレスタイヤもSUV/4×4車両及び乗用車に使用できます」

 ダンロップ、「使用環境に合わせて選定しましょう。SUV/4×4タイヤは雪上性能を重視しており、高い駆動性能を発揮するためタイヤの回転方向を指定しております。乗用車用は市街地走行での性能を重視しています。従って好みと使用環境によって選定をお願いします」

 ということで基本的にサイズ条件等を満たせば実はどちらを使用してもいいよ! ということ。ただそこは触れた通り特性がありその点を考慮すべきです。