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全日本ダートトライアル選手権第5戦、東北ダートトライアル IN KIRIYANAI参戦記

こんにちは!BRZドライバー兼SA富山南ピット作業員の940です。

すっかりご報告が遅くなってしまいましたが、先日出場させて頂いた全日本ダートトライアル選手権第5戦、東北ダートトライアル IN KIRIYANAIの参戦記をご紹介したいと思います。

今回は、チーム、ドライバー共に初の全日本ダートトライアルへの挑戦。
さらに、ドライバーとしてはサーキットパーク切谷内を走行するのは初と、初めて尽くしの挑戦となりました。

走行できるチャンスは公開練習、本番合わせて4本のみ。
本番での2回の走行で良いタイムが成績となります。

公開練習前の慣熟歩行では、ベテラン選手にコース攻略のポイントを教えて頂きました。

公開練習は本番とは一部違うコースで走行します。
ほとんどの選手が参加し、本番と同じ出走順で走行する為、練習とはいえ本番さながらの雰囲気での走行となります。

一本目はコースの状況を確認しながらの走行、2本目はスピンしてしまいましたが、コース、マシンの状況に感覚を慣らすことが出来ました。

そして2日目、いよいよ本番です。
当日の朝、コースが発表されます。

僕にとって幸いにも、公開練習と似たようなレイアウトとなっていました。
他の選手からのアドバイスもあり、2本目勝負となることが予想された為、前日の反省を生かして一本目はコース、マシンに体を慣らすことを意識して走行しました。

そして2本目、集中力を高めて全力でアタックしました。
予想通り、一本目とは違い砂利が捌けて固い路面が露出していて、場所によってはかなりグリップが上がっています。
中間タイムは暫定ベストでした。
しかし後半、ヘアピンコーナーの立ち上がりで痛恨のミス。
つづく最終コーナーでもミスをしてしまい、少し悔いの残る中ゴールとなりましたが、終わってみると今回自己ベストの7番手タイム!
シリーズポイントも獲得することが出来ました。


※走行写真提供 加藤仁 様

今回のパドックは、僕がラリーを始めた時からお世話になっているメープルスポーツ様と合同で行いました。
チーム代表の赤羽選手は優勝!
チーム員の坂井選手も優勝、稲葉選手は2位と、それぞれ好成績をおさめることが出来、とても良い気分で大会を終えることが出来ました。

今回の参戦は、チーム、ドライバー共にとても得るものが大きかったと思います。

一つは、ARTAオートバックスラリーチームがダートトライアルにも挑戦できるということをアピールできたこと。
実際に、現地でもメディアの方やオーガナイザー、選手の皆様、ギャラリーの皆様からの注目もあり、ラリーチームがダートトライアルに挑戦したらどうなるのか、興味を持って頂けたと思います。

そしてもう一つ、ドライバーとしては、準備期間が短かったとはいえ集中してグラベルでの走行に取り組めたこと。
これによって、ドライビングの幅も広がり、マシンセッティングからドライビングまで、ラリーでの走行にもかなり役立つ経験を積むことが出来ました。

今回の挑戦にあたり、ご協力頂いた各メーカー様を始め、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
また、現地で応援して下さった皆様、メッセージを送って下さった皆様、おかげさまで無事に遠征を終えることが出来ました、本当にありがとうございます。

まだまだ成績はこれからですが、今後もスケジュールが許す限り参戦させて頂き、まずは表彰台を目標に努力していきたいと思います。

今後とも応援宜しくお願い致します!

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